【作家コメント】
「祈りの花瓶」は、原爆の熱風で変形した瓶を3Dスキャンし、 それを長崎の波佐見焼で精密に再現したものです。
Vase to Pray Projectは、かつて長崎に投下された原爆について、ひとりでも多くの人に知ってもらうとともに、世界の平和を祈るプロジェクトを2017年から行っています。
【作家紹介】
長崎生まれの被爆三世。小さな頃から平和学習や被爆遺構が身近にあり、祖母からは当時の話を聞いて育つ。
被爆地では当たり前だった8月9日に黙祷のサイレンが、東京では鳴らないことに違和感を感じた事がきっかけで、若い世代の人々に戦争や原爆について「知るきっかけ」を作りたい。とプロジェクトをスタートさせる。