私が見た輪島・能登
葛島裕士
2024.11/23(土)-12/6(金) 13:00-20:00/最終日は19:00まで 入場無料
【今回展示する写真について】
本展示は2024年8月8日(木)〜8月11日(日)の4日間に私が残した記録の一部です。
今年の8月、私は「ユース災害ボランティア基金」が募集していた災害ボランティアに申し込み、発災後8ヶ月が経過した輪島市と能登町を訪れました。そこで私が目にしたのは、倒壊したままの建物と、ひび割れ、隆起した道路、電気と水道が使えないまま生活をする人々の姿でした。
活動の傍ら、私は写真や動画、言葉を使い、自分が目にしたものを記録しました。これらの記録はとても個人的で、断片的で、不完全なものばかりです。ですので、輪島と能登の現状を伝えたいと思う一方、このような個人的な記録をギャラリーで展示してもよいものか迷いました。こんな記録で何がわかるんだとあなたは思うかもしれません。しかし、私はこの記録をあなたに手渡すことに決めました。少なくとも、このまま私のPCの中で埃を被らせておいてはいけないと思ったからです。この記録を受け取ったあなたは何を感じるでしょうか。あなたの感じたこと、考えたことをぜひ私に聞かせてください。また、あなたの大切な人にもぜひ手渡してみてください。
2024年1月1日(月)、16時10分。石川県能登地方を震源とするマグニチュード7.6、最大震度7の地震が発生しました。2024年10月1日現在、死者401人(うち災害関連死174人)、行方不明者3人、住宅の全壊6421棟、半壊22823棟におよぶ被害が報告されています(非常災害対策本部会議資料より)。
葛島裕士
HIVE EXHIBITION
nanaco × Toki × MOYU
長崎の新進気鋭のアーティスト3名によるグループ展
2024.12/14(土) – 12/22(日) 13:00-18:00 入場無料
オープニングレセプション 12/14(土)18:00 -20:00
1920年代のパリ、芸術家たちの夢が詰まった集合アトリエ「ラ・リューシュ」。「蜂の巣」を意味するその名は、数々の才能が生まれ育んだ場所として今も人々の心に残っています。
モディリアーニやシャガールなど多様な芸術家たちが「ラ・リューシュ」に在籍しており、「エコール・ド・パリ」と呼ばれる時代を牽引し、近代美術に大きな影響を与えました。
長崎のART STUDIO HIVEもまた、そんな「ラ・リューシュ」のように、新たな才能を花開かせる場所を目指しています。
今回はART STUDIO HIVEで切磋琢磨している若きアーティストたちによる三人展を開催。
彼らが先人達のように芽吹く瞬間を、ぜひご体感ください。
ART STUDIO HIVE 代表 辻本健輝
HIVE【ハイヴ】[ hάɪv/ 英:蜂の巣 ]
Toki
(STUDIO HIZEN 所属 / ART STUDIO HIVE 講師)
2001 長崎県生まれ
18歳でデンマークへ留学し絵を描き始める。帰国後、辻本健輝に師事。
現在制作アシスタントを務めながら県内外での展示を重ね研鑽を積んでいる。
2023 Bluish Holidays (coco gallery / 長崎)
2024 Innermost (Tol.GALLERY / 長崎)
2024 第26回雪梁舎フィレンツェ賞展入選 (雪梁舎美術館 / 新潟)
2024 The 2024 Almenara Art Prize Honorable Mention (スペイン)
MOYU
(ART STUDIO HIVE 在籍)
1997 長崎県生まれ
2022 女子美術大学博士前期課程卒業
2024 “Pure” (Tol.GALLERY / 長崎)
nanaco
(ART STUDIO HIVE 在籍)
1998 宮崎県生まれ
福岡県、長崎県、宮崎県を転々とする。
2021 佐賀大学芸術地域デザイン学部卒業
2023 油彩を始める。
2024 ほぼこむぎ(Tol.GALLERY / 長崎)
HIVE制作風景
Access
STUDIO HIZEN LLC
長崎県長崎市浜町2−25Largoビル2F