1989年長崎県生まれ
【作家紹介】
伝統的な縁起物の要素と、現代的なポップな要素を組み合わせた日本画を制作しています。主なテーマの「縁起物」として様々な生き物を描きますがその中でも「鯨」と「象」は代表的なモチーフでありツジモトコウキのオリジナルの縁起物です。
鯨は海から太陽を引き上げることができ、その姿は「日の出」を象徴します。二頭の鯨が描かれた作品では、赤い鯨が「日の出」を青い鯨が「月の出」を表しており太陽と月が共存する様子が表現されています。一方、象は鯨が引き上げた太陽と月を陸で受け取り、鼻で引っ張って海へ還し「昼夜」の創造を象徴しています。
鯨は海を泳いで波を作り、風を生み出し象は大地を踏み鳴らし、山や川を築く存在です。この海と陸で一番大きい二匹の生き物が協力して天地創造をなす様子がツジモトコウキのオリジナルの縁起物の物語となっています。
【主な略歴/個展】
2013 多摩美術大学造形表現学部造形学科卒業
2021 銀座三越/福岡三越/仙台三越
2022 渋谷東急/阪神梅田/玉川高島屋
2023 銀座三越/名古屋高島屋/神戸阪急/広島福屋/大阪高島屋
2024 銀座三越